「富山大学」は、
富山県にある
国立大学です。
富山県やその付近に
住んでいる人でなければ
「富山県の大学…？なんでわざわざ富山なの？」
と感じる場所かもしれませんね。
一方で国立大学に絞って
大学を探している人であれば、
選択肢になることもあるでしょう。
富山県は全国規模で考えると、
観光として知名度の高い県ではなく、
特別に目立つ点がない県
と言っても過言ではないでしょう。
そもそも
「知名度がなくて恥ずかしい」
などと感じる価値観がある場合には、
選ぶべき大学ではないのは
明らかかもしれませんね。
- 富山県や周辺の県以外からの知名度はほぼ無い
- 国立大学の中で中堅大学と呼ばれる位置づけ
- 富山県内では知名度が高くすごいとすら言われる
- 就活を富山県外でする人が選ぶべき理由は少ない
- 田舎すぎて勉強しかやることはない
この記事では、富山大学が
「恥ずかしい」と言われうる理由について、
詳しくご紹介します。
富山大学が恥ずかしい理由とは？
「富山大学」は
富山県にある国立大学であり、
全国規模では
知名度が高い大学ではありません。
受験を考える人のほとんどが
富山県民、あるいは
その付近に住む学生では
ないでしょうか。
国立大学という点で、
偏差値や実力がどうであれ
私立の同レベルな大学よりも
学費がおさえられる
ため、魅力を感じる人は
一定数いるのかもしれませんね。
そんな富山大学が
「恥ずかしい」と言われる理由は、
下記のとおりです。
- 国立のわりに偏差値が低い
- 田舎すぎてキラキラ感がない
- パッとしなすぎる
そもそも田舎出身の人であれば、
気にする部分はないかもしれません。
一方で、都会出身の人や、
都会での生活に憧れがある人であれば、
富山大学での学生生活は
ガッカリするものになるかもしれません。
富山大学が恥ずかしい理由①：国立のわりに偏差値が低い
「富山大学」の偏差値は
40〜62.5なので、
私立大学もあわせて考えれば
まったく底辺ではありませんが、
国立大学のなかでは
レベルが高いわけではありません。
医学部医学科の偏差値だけが
62.5と飛び出ており、
そのほかの学部・学科の
偏差値を平均すると50ほどとなり、
特に目立った成績とは言えないものの
アホとも言えないでしょう。
偏差値レベルとしては
中堅国立大学とされていて、
「富長愛香」と呼ばれる
大学群に属します。
▼「富長愛香」の大学
- 富山大学
- 長崎大学
- 愛媛大学
- 香川大学
いずれの大学も
県名を導入していることから、
国立大学であることは
予想がしやすいでしょう。
一方でどの大学も、
知名度が高いわけではないですね。
地方の大学あるある
かもしれませんが、
地元では知名度が高く
崇拝されるような大学も、
都心に出てしまうと
「聞いたことないけど、Fラン？」
と言われてしまう傾向はあります。
全国には名門と呼ばれる国立大学も
多く存在するからこそ、
「国立のわりにレベルは高くない」
と思われてしまい
「恥ずかしい」と感じる人も
いるでしょう。
富山大学が恥ずかしい理由②：田舎すぎてキラキラ感がない
富山大学は
富山県の田舎にある大学で、
まわりには
カラオケ以外の娯楽施設が
ほとんどありません。
都心のキラキラな
キャンパスライフとは真反対な、
地味めの大学生活を送る
ことは決定事項でしょう。
学業に集中しやすい、
という意味では
かなり優れた大学と言えるはずです。
勉強しかすることがない環境で
しっかりと学問に専念したい、
というのであれば、
富山大学のような田舎の大学が
ピッタリでしょう。
一方で、
都会でサークル活動を
バリバリ楽しみつつ、
アルバイトや都会的な
放課後を楽しみたい、
という人であれば、
田舎の国立大学は不向きです。
さらに富山大学も含め、
多くの田舎の国立大学の校舎は古く、
現代的な建物とは言いがたいことが
ほとんどでしょう。
一方で都会の大学は、
たとえ歴史ある大学であっても
校舎の立て直しをすることも多く、
校舎は比較的きれいです。
どのような環境に
身を置きたいのか、
どのような人たちと
学生生活を送りたいのか、
自分の価値観を見つめてみましょう。
富山大学が恥ずかしい理由③：パッとしなすぎる
富山大学は
富山県にある国立大学であり、
富山県では誰もが知る
有名な大学かもしれません。
しかし全国規模で見ると
「富山県ってどこだっけ…？」
と言われてしまうこともあるほど、
県自体のイメージが薄いです。
特別に目立つ観光地があるわけでもなく、
東京や大阪からアクセスが良い
というわけでもないので、
地元の人でなければ
わざわざ富山県を選ぶという人は
少ないでしょう。
もしも富山大学が、
東京大学にならぶほどの
名門などであった場合には、
話は違うかもしれません。
しかし
実力としても中堅大学と言われる
レベルなので、やはり
「パッとしない」田舎の国立大学、
として認識されることは
多いかもしれません。
就活時にも同様で、
都市での就活を検討しているのであれば、
あまり優位に動くことはない、
と考えるべきでしょう。
都心で就活をするのであれば、
都心にある大学に通ったほうが
有利であることがほとんどです。
とは言え富山大学の
就活状況が悪いわけではなく、
大手企業に就職している
学生もいるので、
富山で就活をしたいと
考えているのであれば
ベストな選択肢なのかもしれません。
富山大学の基本情報
富山大学への進学を
検討しているかたに向けて、
基本情報をまとめます。
| 大学の所在地 | 富山県富山市五福3190 |
| 偏差値 | 40〜62.5 |
| 入学料 | 282,000円 |
| 授業料 | 約535,800円 |
| 学部 | ・人文学部 ・経済学部 ・理学部 ・医学部 ・薬学部 ・工学部 ・芸術文化学部 ・都市デザイン学部 ・教育学部 ・人間発達科学部 |
富山大学に向いている人・向いていない人
富山大学は国立の大学だからこそ、
学費をおさえられる点で、
選択肢になるというケースは多いでしょう。
一方で、偏差値で考えるのであれば、
同レベルの国立大学である
「富長愛香」のどの大学でも
良いのではないか、
という話にもなります。
▼富山大学が向いている人
- 富山県から出たくない人
- 国立大学に行きたい人
- 田舎で大学生活を送りたい人
- 都会での学生生活に憧れがない人
- 学歴コンプレックスを感じない人
▼富山大学が向いていない人
- 都会でキラキラな学生生活を送りたい人
- 富山県での大学生活に魅力を感じない人
- 田舎の何もない環境が嫌な人
- 都会で就職活動をしたい人
- 学歴コンプレックスを感じうる人
富山県内での就活であれば
有利になることもあるはずですが、
富山県外での就活をする人が
わざわざ富山大学を選ぶ
メリットがあるとは考えにくいです。
わざわざ富山の大学を選ぶからには、
それなりの理由があると
後悔しにくいでしょう。
【まとめ】富山大学はパッとしないから恥ずかしい！
富山大学は国立大学なので
学費は安く、レベルが高すぎない
ため難関すぎることもありません。
だからこそ世間からは
「パッとしない」というイメージが
持たれてしまうのも無理はないでしょう。
富山大学を
「恥ずかしい」と思いうる人は
おそらく、
「田舎だから見下される」
「就職活動で堂々と大学名を言えない」
と懸念していることが多いはずです。
同じ国立の中堅大学でも、
たとえば「富長愛香」と呼ばれる
ほかの県の大学であれば、
県そのものの知名度も高く
「国立ってことは、もしかして頭が良い？」
と印象を抱いてもらいやすいかも。
国立大学を目指すなら
同レベルの大学や、
もう少し上位にある
他の大学も検討してみては
いかがでしょうか。