関西外国語大学は
「関西外大」
として外国語を専門にしている大学です。
言語を学ぶだけでなく、
言語を使って何を学ぶかに重点を置き、
外国人教師を200人も抱えています。
グローバル化が進む中、
関西外国語大学のような大学は
ニーズがあるようにも思えます。
しかし
そんな関西外国語大学は
「恥ずかしい」
と言われてしまうことも…。
- 外国語大学が優秀というイメージに反している
- 英語が話せるようになるとは限らない
- 知名度が低くFランと勘違いされることもある
- 英語1科目だけで受験できる大学
- 就職先はエアラインや外国語を使う企業に強い
レベルとしては低くはないですが
難関大学とは言えないため、
就職が強いわけではないと言われていますが、
大学で得る知識とスキルによっては
憧れの企業も夢ではない可能性も。
しかし、
「外国語大学」
を名乗る大学に行くからには、
ある程度の語学力を習得できなければ
かえって
「恥ずかしい」
になってしまうのかもしれませんね…。
この記事では、
関西外国語大学が
「恥ずかしい」
と言われる理由を、
深掘りしてご紹介します。
関西外語大学が恥ずかしい理由とは？
関西外語大学は
頭の悪い大学ではありませんが、
頭がとても良い大学とも言い難い、
というのが結論です。
そこで、
関西外国語大学が
「恥ずかしい」
と言われる理由をまとめました。
- イメージほど頭が良くない
- Fランというイメージがある
- 英語が話せない
- 英語1科目だけで受験できる
一般的な総合大学と異なり、
大学名が専門性を語ってしまっているからこそ、
生徒への
「外国語ができる」
という期待が高まってしまうのも事実…。
詳しくご紹介していきます。
関西外語大学が恥ずかしい理由①：イメージほど頭が良くない
名前の似ている
「東京外国語大学」
は偏差値が65ある優秀な大学です。
その影響か、
「外国語大学」
という名前にひっぱられ、
「外国語大学は頭が良い」
というイメージがある人も多いのだとか。
関西外国語大学は
偏差値が42.5〜57.5なので、
目立つほど頭がよくはありません。
東京の私立大学でいえば
日東駒専レベルなので、
ある程度優秀でなければ入学できませんが、
特別に頭が良くなければ
入れない大学でもないというレベルでしょう。
「外国語大学だから、頭が良い」
いうイメージが先行してしまうため、
そのギャップに
「恥ずかしい」
と感じてしまう学生がいるようです。
関西外語大学が恥ずかしい理由②：Fランというイメージがある
上記とは反対に、
外国語大学とあまり馴染みがない人からは
「Fランでしょ？」
と言われてしまう傾向もあります。
確かに、
私立の名門だけを視野に入れて
受験勉強をしている人にとっては、
「外国語大学」
自体に触れることもなく、
知らないがゆえに
「低レベルな大学」
だと考えてしまうかもしれません。
Fラン大学とは基本的に、
偏差値が35以下の大学を意味します。
関西外国語大学は42.5〜57.5なので、
Fランではありません。
学部によっては優秀な大学とも言えるでしょう。
しかし、
Fラン大学ではないとはいえ、
撤回をした結果として
誇れるほど、
偏差値の高い大学とも
言えないかもしれません…。
Fランと日東駒専レベルでは
大きな違いがあるので、
撤回はすべきではありますが、
そこで
「おぉ〜！」
というようなリアクションが
もらえるかというと難しいのでは…？
撤回しなければならないこと、
その後も
反応も期待できないことは、
たしかに恥ずかしく感じてしまうかもしれませんね。
関西外語大学が恥ずかしい理由③：英語が話せない
関西外語大学に行ったからといって、
英語が話せるようになるわけではないようです。
反対に、
英語だけができる学生も、
英語が話せるわけではないとのこと。
「外国語大学に行ったのに、英語が話せない」
となると、
周囲からも
「外国語大学で何を学んだの？」
と言われてしまうのも無理はありません…。
しかし、
英語を話せるようになるためには、
授業を受けて学ぶだけでなく、
コミュニケーションをとって
実践をすることがとても大切です。
「英語を話す」
をどの程度と考えるかにもよりますが、
関西外国語大学に行ったことを
「恥ずかしい」
と感じないためにはある程度、
積極的に言語習得を検討すると良いかもしれませんね。
関西外語大学が恥ずかしい理由④：英語1科目だけで受験できる
関西外語大学はなんと、
英語1科目だけで受験ができるような大学です。
つまり、
関西外語大学に絞って受験をすれば、
英語だけ勉強をするだけで良い可能性が
あるということです。
現代では
若くして英語を勉強する学生も増えており、
当たり前のように英語が話せる人も多いです。
英語ができれば合格できる、
というのは、
人によっては受験の大きな予防線、
あるいは滑り止めになってくれるのではないでしょうか。
英語が得意な人にとっては、
かなり有利な選択肢になりえます。
しかし、
このようなイメージがあるからこそ逆に
「合格しやすい大学」
と思われてしまい、
恥ずかしいという発想になるのも
不思議ではありませんね。
関西外語大学の基本情報
関西外語大学への入学を
検討している人に向けて、
基本情報をお伝えします。
| 大学の所在地 | 大阪府枚方市中宮東之町１６−１ |
| 偏差値 | 42.5〜57.5 |
| 入学料 | 250,000円 |
| 授業料 | 1,150,000円 |
| 学部 | ・国際共生学部 ・英語キャリア学部 ・外国語学部 ・英語国際学部 ・短期大学部 |
関西外語大学に向いている人・向いていない人
関西外国語大学に興味がある、
ということは、
言語やグローバル教育に興味があるということでしょう。
熱意を持って大学に入学できる人なら、
「外国語大学」
を名乗る大学に入学する価値はあるでしょう。
▼関西外語大学が向いている人
- 語学力を活かして受験がしたい人
- 外国語を習得できる大学に行きたい人
- 英語ができるだけでは満足できない人
- 他の言語で専門的な勉強をしたい人
▼関西外語大学が向いていない人
- 「外国語ができる」というレッテルをはられたくない人
- 外国語で専門性を高めることに興味がない人
- 言語を生かした就活をする気がない人
- 一般的な大手企業や有名企業に就職したい人
- 英語が話せるようになりたいだけの人
ただ
「英語が話せるようになりたい」
というだけなら、
英会話に通えば良い話です。
外国語を生かした就職をしたい、
というのであれば、
関西外国語大学に通う価値も
最大限にできるかもしれませんが、
そうでなければ就職活動が有利に動くことはありません。
関西なら
「関関同立」
と呼ばれる、
もう少しレベルの高い大学を目指したほうが、
一般的な就活はうまくいきやすいかもしれませんね。
【まとめ】関西外語大学は英語が話せなかったら恥ずかしい！
関西外国語大学に入学するのであれば、
せめて英語は話せるようにならないと、
「なんでそこにしたの？」
という恥ずかしい結果しか待ち受けていないのでしょう。
これは関西外国語大学も
掲げていることですが、
英語を話せるだけでは特段、強みにはなりません。
英語が話せるだけの人なら、
外国語大学の生徒でなくてもたくさんいる世の中です。
一方で、
専門的な知識や技術があるうえで
英語ができれば、
それは大きな強みになりえます。
それができなければ、
関西外国語大学に行った結果、
何も得られなかった
「恥ずかしい人」
になってしまうのではないでしょうか。