金沢医科大学は、
石川県河北郡内灘町にある
私立大学です。
北陸地方で唯一の私立医学部で、
一年次から臨床体験実習
があるなど
早期から医療の世界に
携わることができると
言われています。
海に面した高台に
キャンパスがあり、
広々としていて開放的な環境で
勉強に集中できるという点
は人気の理由のひとつです。
- 石川県にある頭が悪い方の医学部
- 国立に行けなかった金持ちが行く大学
- 一般家庭の学生は入学金すら払えない
- 授業料が払える恵まれた学生だけが入学できる
- 選択肢になるなら受験しておいて損はない
そもそも一般家庭の学生が
医者になりたい、
と考えた場合には、
学費面で国立以外に
選択肢にはならないでしょう。
金沢医科大学の学費が
問題なく払える家庭に
生まれたならば、
恥ずかしいなどと考えずに入学し
医者になれば良いはずです。
この記事では、そんな金沢医科大学が
「恥ずかしい」と言われる理由について、
詳しくご紹介します。
金沢医科大学が恥ずかしい理由とは?
金沢医科大学は私立の大学であり、
特に医学部は
「私立の医学部」
というレベルの
入学金や授業料がかかります。
一般的な家庭の人であれば
現実的に選択肢にすらならないので、
選択肢になる家庭に
生まれ育っているのであれば、
恥など感じずに入学すれば
良いかもしれません。
ただし、同じ県内には
さらに優秀な
国立大学の医学部
があるので、
「頭は悪いが金に物を言わせたやつ」
としてレッテルを貼られることは
覚悟した方が良いでしょう。
具体的には、
下記のような理由で
「恥ずかしい」と感じる学生が多いです。
- 医学部の偏差値が低い
- 金沢大学と比較される
- 私立より国立が良いと言われるから
それぞれについて、
詳しくご紹介します。
金沢医科大学が恥ずかしい理由①:医学部の偏差値が低い
医学部は基本的に、
どんな他の学部よりも
偏差値の基準が高いこと
で有名です。
一方で金沢医科大学は、
医学部の中では最低ライン
と言っても過言ではないでしょう。
まず金沢医科大学の偏差値は、
看護学部が40.0、
医学部が62.5
と、大きな差があります。
看護学部の偏差値が低いことは
特に珍しい話ではありません。

一方で、
医学部は偏差値が高いのが当たり前、
という世間のイメージもあり、
トップクラスでなければ
「頭が悪い」「恥ずかしい」
と言われてしまう傾向があります。
一般的に考えると、
偏差値62.5というのは決して
頭が悪い数値ではありません。
しかし、
国立の医学部を中心に
トップクラスの医学部の
偏差値は70を超えるところが
珍しくなく、明らかな差が
あるのは事実でしょう。
金沢医科大学が恥ずかしい理由②:金沢大学と比較される
金沢医科大学のある
石川県には、
国立大学の「金沢大学」
があります。
金沢大学は
名門大学と呼ばれる国立大学の一つ
であり、医学部の
偏差値は65~73と、
金沢医科大学と比べると
かなり高いです。
同じ県内で医学部のある
大学として比較され
「恥ずかしい」と言われてしまう
ことがあります。
後述しますが、
石川県には医学部を抱える大学が
国立と私立の両方あるからこそ、
「わざわざ私立のバカ高い
医学部に行く必要があるのか」
と論議されることが多いです。
もちろん、
金沢医科大学の医学部に
入学しようと考えられる学生は、
家庭が圧倒的に裕福である
可能性が高いです。

しかし、
偏差値が高く頭が良いからこそ
学費が安い国立の
金沢大学に通える学生
と、
金沢大学に行けず
バカ高い学費を払う
金沢医科大学の学生
では、比較されがちなのは
仕方のないことでしょう。
金沢大学と金沢医科大学、
どちらも目標は
「医者になること」
なので、医者になってしまえば
いずれにしても、
大学の学費はすぐにペイ
できてしまうのかもしれません。
とはいえ、同じ県内に
優秀な国立大学があると、
通えない理由を
立地のせいにできず
「金沢大学にはいけない
偏差値レベルでした」
と自ら言っているようなもの。

周りには
「私立の医学部に行かせて
もらえるほど裕福な家庭で
よかったね」と
皮肉を言われてしまう
可能性はあるでしょう。
金沢医科大学が恥ずかしい理由③:私立より国立が良いと言われるから
金沢医科大学がある石川県では、
現役で私立の医学部に行くよりも、
浪人してでも国立の医学部に
行ったほうが良い、
と言われることが多いです。
特に授業料は私立と国立で
大きな差が出る部分であり、
シンプルに判断しても多くの人が
「私立に行くメリットがない」
と考えるのは無理もないでしょう。
具体的にはたとえば、
私立の金沢医科大学の
医学部の入学金は
200万円です。
一方で国立の
金沢大学の医学部であれば、
入学金は28.2万円なので、
大きな違いがあります。

さらに授業料は、
私立の金沢医科大学の医学部の場合
初年度が1,100万円、
2年次から600万円で
6年間の合計が約3,950万円。
一方で国立の金沢大学の医学部は、
授業料は年間53.6万円、
6年間の合計で約350万円です。
国立の金沢大学であれば
6年間勉強をしても、
金沢医科大学で1年間勉強するよりも
安いことがわかります。
親が医者や経営者で、
6年間の大学卒業までにかかる費用を
痛くも痒くもなく払える、
というのであれば、
同じ「医者になる」という目標に
巨額をかけても良いのでしょう。

一方で私立の金沢医科大学は
一般家庭の学生が医者になるために
通うというのは非現実的であり、
たとえ奨学金を使うとしても
国立の医学部に行くのが安全です。
医学部の場合、
ストレートで卒業できない学生も
珍しくないため、
お金を払う余裕がない場合には
大学に入学した後にも
プレッシャーがかかり続けます。

医学部に1年生として
入学するだけで300万円が
かかるので、たとえ自分には
合っていないと思っても、
医者になる道を諦めるわけには
いかなくなるのではないでしょうか。
金沢医科大学の基本情報
金沢医科大学への進学を
検討しているかたに向けて、
基本情報をまとめてお伝えします。
大学の所在地 | 石川県河北郡内灘町大学1丁目1 |
偏差値 | 40.0~62.5 |
入学料 | ▼医学部2,000,000円 ▼看護学部300,000円 |
学納金 | ▼医学部11,000,000円/1年次39,500,000円/6年間 ▼看護学部1,650,000円/1年次5,700,000円/4年間 |
学部 | ・看護学部 ・医学部 |
金沢医科大学に向いている人・向いていない人
金沢医科大学は
私立の大学であり、
医学部も看護学部も
それなりに費用がかかります。
私立の大学だからこそ、
学費面でそもそも
「行ける」と判断できる学生は
一握りです。
金沢大学に挑戦し、
ダメなら金沢医科大学に行き
医者になれば良い、
という話ではないでしょうか。
▼金沢医科大学が向いている人
- 入学金が払える人
- 金沢大学に落ちた人
- 石川県でバカな方の医学部と言われても良い人
- 裕福な家庭に育った子供として堂々とできる人
- 学歴コンレックスを感じな人
▼金沢医科大学が向いていない人
- 入学金や授業料が払えない人
- 学歴コンプレックスを感じる人
- 石川県で頭が良いグループにいたい人
- 家庭が裕福だから医者になれただけと言われたくない人
- 金持ち家庭のボンボンたちに囲まれて生活したくない人
そもそも金沢医科大学に
行ける学生は限られているからこそ、
大学内では完全に
「類は友を呼ぶ」
という環境になるでしょう。
それを良いと思うかどうかは、
人それぞれではないでしょうか。
【まとめ】金沢医科大学は金持ちしかいないから恥ずかしい!
金沢医科大学は、
そもそも実家が太い学生しか
行くことができない、
と考えるのが自然です。
たとえ優秀な学生でも、
一般的な私立の医学部に
かかる金額は払うことになるので、
世間一般としては
安い選択肢ではありません。
これを
「一般的な私立医大の学費だから高くない」
と感じるのであれば、
金沢医科大学に胸を張って
入学しても良いでしょう。
反対に看護学部に
入学を検討している人なら、
医学部の学生と結婚を目標に
パートナー探しをすれば、
実家が太い将来有望な医者と
関係を持てる大チャンスにも
なり得ます。
自分には合っていない、
と感じるのであれば、
同じレベルの国立医大なども
検討してみてはいかがでしょうか。