ちょっと嘘とも思われがちですが、
「ものつくり大学」という名前の大学が
この世に存在することをご存知でしょうか。
その名のとおり
「ものをつくる」ことに特化した大学ですが、
「○工業大学」や「○技術大学」
などと、ありがちな名前ではないのが面白い…!
「ものつくり」なので
かなりカジュアルに聞こえますが、
案外しっかりと
「工学」や「製造業」に
力を入れた教育をしているようで、
就職には強いとの噂も。
とはいえ、大学名は
一生背負って生きていくものだからこそ、
恥ずかしいところには行きたくありませんよね。
- ものつくり大学が恥ずかしい理由はその名前
- 「子づくり大学」ともじられて笑われている
- 圧倒的男子率でキラキラ大学生活からは遠い
- 偏差値が低すぎることで知名度が高く恥ずかしい
- 田舎にある工場のような大学と呼ばれている
この記事では、
「ものつくり大学」が
恥ずかしいと言われる理由を、
徹底的にあばいていきます!
ものつくり大学は恥ずかしい!その理由とは?
ものつくり大学が
恥ずかしいと言われている理由を
まとめると、
下記のようになりました。
- 名前がふざけすぎている
- 男子率97%で冴えない男の集まりの印象
- 裏で「子づくり大学」と呼ばれている
- 偏差値が低すぎるFラン大学
- 田舎すぎて工場のような大学イメージ
すでに
「ちょっと無理かも…」
と思っている人もいれば、
「案外そんなもんか」と
思っている人もいるかもしれませんね。
詳しくご紹介していきます。
ものつくり大学が恥ずかしい理由①:名前がふざけすぎている
「恥ずかしい」と
言われてしまう主な原因は
やはり、
「ものづくり大学」という名前です。
多くの大学名に
地域名や伝統的な意味のこもった
漢字の名前が付けられているのに対し
「ものつくり」は、
大学名にしてはかわいすぎるのかもしれません。
よく言えばカジュアル、
悪く言えばチープな
名前なので、
「ものつくり大学出身です」と
名乗れば笑われてしまうこともあるでしょう。
専門学校や職業訓練学校などと
間違えられることもあるので、
自己紹介のたびに
説明する根気とテンプレートが
必要になるかもしれません。
ものつくり大学が恥ずかしい理由②:男子率97%で冴えない男の集まりの印象
ものつくり大学は
技術系の大学ということもあり、
在校生の約97%が男性です。
キャンパス内で
女性を見かけることが
ほとんどないため、
男の集まった団体特有のモサい印象も…。
反対に女性の目線にたてば、
いやでも男性に囲まれて
授業を受けることになるので、
紅一点でどんな女性でも
モテやすいかもしれません。
男女の仲良しグループで
サークル生活を送り
「大学デビューでキラキラキャンパスライフ!」
になるという期待は薄いでしょう。
ものつくり大学が恥ずかしい理由③:裏で「子づくり大学」と呼ばれている
圧倒的な男性率であることから、
「子づくり大学だろ」
「ものづくり大学子づくり科だよねw」
と一部のインターネットサイトでは馬鹿にされてしまうことも。
ものづくりをするなら
子づくりもするんだろう、
などと皮肉や
男性目線の理想をこめた
冗談であると判断すべきではあるでしょう。
若い学生どうしの
交流が活発であるとは言われていますが、
反対に
「男ばかりで子づくりなどできないのではないか」
という見解も。
あくまで都市伝説のような噂ではあり、
どの大学も皮肉的なニックネームがつくものですが
万が一、
親に「あの噂が本当なら…」と心配されると
気まずい内容かもしれません。
ものつくり大学が恥ずかしい理由④:偏差値が低すぎるFラン大学
ものつくり大学の偏差値は35と、
はっきり言ってしまえばかなり低いです。
「Fラン大学」と呼ばれる大学であり、
入学する人たちが勤勉である可能性は
あまり期待できないでしょう。
一部では
「Dランクだ」
「偏差値39〜40はある」
と論議されることもありますが、
論題が低レベルすぎてどんぐりの背比べです。
とはいえ、
名前を書けば誰にでも入学できる
というわけでもないようで、
落ちている人は存在します。
落ちた理由は
名前を書き忘れたから、
などの可能性は否めませんが、
誰でも合格できるわけではないのは事実です。
ものつくり大学が恥ずかしい理由⑤:田舎すぎて工場のような大学イメージ
大学キャンパスは
埼玉県行田市、
最寄駅はJR高崎線の
吹上駅から徒歩15分。
まわりは
豊かな田んぼがあるのみで
遊ぶ場所はないので、
田舎町からわざわざ上京して大学に通う、
という人が都会ライフを
楽しみに行く場所ではないでしょう。
よく言えば
大学の周りに
何もなさすぎるので、
学業に集中する環境は整っていると言えます。
電車に1時間ほど乗れば
東京の池袋へアクセスできるので、
週末にオタ活をしたい人には
ぴったりかもしれません。
ものつくり大学は就職できなくてやばい?
ものつくり大学は
頭こそ良いとは
言えない大学かもしれませんが、
就職率はかなり高いです。
2023年春卒業生の実就職率は
なんと95.6%であり、
在学中に受けられる教育の質の高さがうかがえます。
企業との連携も高いことで有名で、
大手メーカー企業に
就職する人も珍しくはありません。
就職に関する個別指導や
キャリアカウンセリング、
インターンシップも充実しているので、
技術職や建築関係で活躍したい人
にとってはかなり有力な大学になるでしょう。
ものつくり大学の基本情報
ものつくり大学を
恥ずかしいと思わない方に向けて、
基本情報もまとめます。
大学の所在地 | 埼玉県行田市前谷333 |
偏差値 | 35前後 |
入学料 | 25万円 |
授業料 | 141万円(施設費をふくむ) |
共通テスト(センター試験)の参考点数 | 利用なし。一般入試あるいは推薦入試 |
学部 | 技能工芸学部のみ ・総合機械学科 ・建設学科 |
ものつくり大学は恥ずかしい!向いている人・向いていない人
どの大学にも良いところ、
悪いところはあるものですが、
「ものつくり大学」に進学を考えているなら、
自分との相性も考えておくのが良いのでは?
「恥ずかしい」と
言われる理由や、
進学した人・外部の人からの
意見をもとに、向いている人と向いていない人をまとめました。
▼ものつくり大学が向いている人
- ダサめの大学名も堂々と言える人
- 手先が器用で工学に興味がある人
- クリエイティブ性を鍛えたい人
- プロジェクトベースの作業が好きな人
▼ものつくり大学が向いていない人
- 大学名のイメージを気にする人
- のんびりキラキラな大学生活がしたい人
- 就職をものつくり関係にしたくない人
- 実務としてのスキルに興味がない人
- 理論的な学問の勉強がしたい人
ぜひ上記も参考に、
後悔しない大学選びをしてみてください。
【まとめ】ものつくり大学は言いたくないほど恥ずかしい
大学時代はもちろん、
社会に出ても
「どこの大学出身?」
という会話は自然とおこなわれるものです。
そんなときに
「ものつくり大学出身です」
と答えるのは…
知らない人には
「え、ふざけてるの?どんなものを作ってるわけ?笑」
なんて聞かれてしまうかもしれません。
大学内では
実務に直結するスキルを習得できるよう、
しっかり授業がおこなわれるので、
実質的には実力があると言っても嘘ではない大学。
でもやっぱり
小学生が考えたかのような、
ひらがなの大学名というのは…
ちょっと恥ずかしいと感じる価値観の人も、
多いのではないでしょうか。
実務面で
しっかりスキルを身につけさせてくれる大学
として、あえて選びたいかというと…
他の大学と総合的に
比較することも大切かもしれませんね。