「名古屋学院大学」は
愛知県の名古屋市近郊の
私立総合大学です。
1887年に設立された歴史ある
キリスト教系の大学で、
偏差値は35.0〜42.5なので
頭が良い大学とは言い難いでしょう。
関東の大学群の偏差値レベルとしては、
「大東亜帝国」よりも下のレベル
あたりと言えます。
- 名古屋学院大学は偏差値が低い大学と言える
- 就職率や就職満足率は高いため仕事は見つかる可能性が高い
- 指定校推薦枠はあまりがちだが人気があり倍率は高い
- 就職サポートがしっかりしている点が高評価
- 留学費用のサポートなど国際交流に力を入れている大学
2023年の情報をもとにすると、
名古屋学院大学の就職率は
99.8%とかなり高いです。
そのうちの92.5%は
就職先に満足しているという結果であり、
偏差値が低い大学とはいえ
充実した大学生活を経て
仕事を見つけるための
力を身につけられる
ことがわかります。
この記事では、名古屋学院大学が
「恥ずかしい」と言われうる理由について、
詳しくご紹介します。
名古屋学院大学が恥ずかしい理由とは?
「名古屋学院大学」は、
名古屋以外ではほとんど無名
と言っても過言ではない大学でしょう。
地方大学では
ある程度の偏差値があっても
知名度が低いのは
珍しいことではありませんが、
名古屋を出て就職をしたいと考える人
にとっては不利になる可能性が高いです。
名古屋学院大学が
恥ずかしいと言われる主な理由はやはり、
偏差値といえます。
- 偏差値が低い
- 指定校推薦の枠が余っている
- 愛知県外での就職が不利
名古屋学院大学を出て大都市へ羽ばたこう、
と考えているなら、
その大都市にある同レベルの大学と
競争することになるので
ハードルは高くなるでしょう。
一方で愛知県から出る予定が
ないのであれば、
愛知県内での就職をするために大学へ入る、
という点で有利に動いてくれるかもしれません。
自分と相性の良い大学かどうかは、
下記でご紹介する
「恥ずかしい」と言われる理由
を参考に考えてみてください。
名古屋学院大学が恥ずかしい理由①:偏差値が低い
名古屋学院大学の偏差値は
35.0〜42.5なので、
お世辞にも偏差値が高い大学とは
言えないでしょう。
一方で「Fラン大学」かと言われると、
定義にもよりますが
基本的にはFラン大学ではありません。
Fラン大学とは基本的に、
下記のような条件を満たしている場合に
当てはまると言われます。
- 偏差値が35以下である
- ボーダーフリー(BF)の表記がある
- 定員割れしていて倍率が1.0以下
偏差値が35「未満」でFラン大学
と言う人もいるので、
その場合には残念ながら
名古屋学院大学は当てはまりますね。
上記の条件の全てを
満たしている必要があるか、
1つでも当てはまれば
Fラン大学と呼ぶべきなのかは、
人それぞれの定義によります。

とはいえそもそも
Fラン大学かどうかを
気にするのであれば、
もう少し勉強をして
偏差値の高い大学を
目指すべきでしょう。
名古屋学院大学が恥ずかしい理由②:指定校推薦の枠が余っている
名古屋学院大学の
指定校推薦の枠が毎年余っている、
という点が気になっている高校生は多いです。
高校にはいくつか指定校の枠が
与えられることがありますが、
指定校推薦はほとんどの場合に
合格が約束されているようなものである反面、
枠を手にしたら蹴ることは原則、
許されません。
ただし名古屋学院大学の偏差値は
35.0〜42.5で一見すると低いものの、
倍率が高い人気高なので
誰にでも入れるボーダーフリー(BF)の
大学ではありません。

では指定校推薦の枠があまりやすいのは
なぜかというと、偏差値が低いので
基本的には一般受験をしても合格できる
というラインの人が、
わざわざ指定校推薦を受けないからでしょう。
高校で成績が良い人は基本的に、
指定校推薦を取るとしても
よりレベルの高い大学を選びたがるのが事実です。
だからこそ、
名古屋学院大学の指定校推薦を
取得するのがおすすめなのは、
ボーダーフリーのFラン大学にしか
受からない可能性が高い生徒でしょう。
しかし指定校推薦とは、
高校での成績が大学の基準を
上回っている場合にのみ、
取得できるのものです。

つまり、
高校の成績が良い人であれば、
ボーダーフリーよりも
高いレベルの大学に受かる
可能性があり、わざわざ
名古屋学院大学を指定校で
決めようとは思わないのでは
ないでしょうか。
名古屋学院大学が恥ずかしい理由③:愛知県外での就職が不利
名古屋学院大学は
就職率こそ99.8%(2023年度)
と発表していますが、
就職先がどこかについては
詳細を発表していません。
とはいえ、本社の場所としては
55%が愛知県内、
岐阜・三重・静岡県が合計で11%、
東京が20%、
そのほかが14%と報告しています。
本社が愛知県内にある
会社への就職率が圧倒的に高く、
東京や大阪などにも
支社がある可能性も
ないとは言えませんが、
本社が愛知県内なら勤務先も
ほとんどが愛知県内でしょう。
愛知県で活躍していきたい
と思っているのであれば、
就職率が高いこともふまえ、
就活で仕事が見つからない
というケースを心配する必要は
あまりないはずです。

一方で、
大都市など他の場所へ
移住をしたいと考えているなら、
たとえ偏差値レベルは同じでも
移住したい土地にある
大学に入った方が、
就活が楽になる可能性は
高いでしょう。
名古屋学院大学の基本情報
名古屋学院大学への入学を
検討している方に向けて、
基本情報をお伝えします。
大学の所在地 | ▼名古屋キャンパスしろとり: 愛知県名古屋市熱田区熱田西町1番25号 ▼名古屋キャンパスたいほう: 愛知県名古屋市熱田区大宝二丁目4番45号 ▼名古屋キャンパスひびの: 愛知県名古屋市熱田区大宝三丁目1番17号 ▼瀬戸キャンパス: 愛知県瀬戸市上品野町1350 |
偏差値 | 35.0〜42.5 |
入学料+授業料 | 1,268,500円〜1,828,500円 |
学部 | ・経済学部 ・現代社会学部 ・商学部 ・法学部 ・経営学部 ・外国語学部 ・国際文化学部 ・スポーツ健康学部 ・リハビリテーション学部 |
名古屋学院大学に向いている人・向いていない人
名古屋学院大学は
偏差値が低いものの
人気は高い大学なので、
勉強をまったくしてこなかった人
であれば落ちる可能性は
あるでしょう。
しかしそれでも場合によっては、
Fラン大学と同一視される程度の偏差値
なので、プライドが高い人は
もっと勉強をして
偏差値の高い大学を目指すと良いです。
▼名古屋学院大学が向いている人
- 愛知県内で就活がしたい人
- Fランよりはレベルが高い大学に入りたい人
- 人気のある大学に入ることにこだわりがある人
- 他の大学に落ちてしまった人
- 学歴コンプレックスを感じない人
▼名古屋学院大学が向いていない人
- もっとレベルの高い大学を目指せる人
- 愛知県外で就職をしたいと明確に希望がある人
- Fランと呼ばれたら嫌な人
- 愛知県外に本社がある大手企業で働きたい人
- 学歴フィルターを気にする人
愛知県内で就職をするなら、
大学に行かないよりも
名古屋学院大学を卒業したほうが、
圧倒的に理想的な就活ができるでしょう。
とはいえ、
世の中には偏差値が高い大学は
たくさんあり、学歴コンプレックスを
感じてしまう人は多いかもしれません。
【まとめ】名古屋学院大学は偏差値が低くて恥ずかしい!
名古屋学院大学の大学レベルは
Fランよりも上、
とされることが多いものの、
レベルが高いか低いかと言われたら、
低い大学に当てはまるのは事実です。
特に愛知県を出てしまうと、
Fランと同一視され
ほぼ無名な大学を出たことを、
恥ずかしいと感じることも増えるでしょう。
学歴コンプレックスを感じうるなら、
よりレベルの高い大学を目指して
勉強をしてみてはいかがでしょうか。
ぜひ他の大学にも視野を広げ、
心から行きたいと感じる大学を
見つけて目指してみてください。