大阪経済大学は、
Fランほど偏差値が低いわけではありませんが、
偏差値が高い大学に受験をして
落ちた人たちが入る
掃き溜めのような大学
と言われることがあります。
関西には、
「関関同立」
「産近甲龍」
と呼ばれる
大学レベルのグループがありますが、
大阪経済大学は
その下の偏差値とされることが多いです。
だからこそ、
偏差値50台の大学を第一志望として
受験に失敗した人が集まる、
という印象が強いかもしれません。
- Fランほど頭が悪いわけではない
- 志望校に落ちて入学をする人の受け皿
- 大阪経済大学を第一志望にする学生もいる
- 学歴コンプレックスを感じる人も多い
- 就職率はそこそこ良いと言われている
もっとレベルの高い大学を
目指していた人たちが落ちて入学する場合、
学生は
学歴コンプレックスを抱えやすいです。
とはいえ浪人をして
受験をし直す気力はない、
という層が集まるのであれば、
同じような境遇の人のなかで
居心地は良く感じるかもしれませんね。
この記事では、
大阪経済大学が
「恥ずかしい」と言われる理由を、
徹底的にお伝えします。
大阪経済大学が恥ずかしい理由とは?
大阪経済大学は
関西の経済大学として
知名度はあるかもしれませんが、
全国規模で見ると
「聞いたことがない」
と言われてしまうのが現実でしょう。
関西で経済学を学び、
関西で就職したいという人にとっては、
選択肢になる大学かもしれません。
一方で、
関西以外に出て就職を
考えているのであれば、
胸を張れるレベル
とは言い難いでしょう。
そんな大阪経済大学が
「恥ずかしい」と言われる理由は、
下記のとおりです。
- 第一志望で入学する人ばかりではない
- 知名度が低くFランに間違われる
- 就職率がイマイチパッとしない
大阪経済大学は
良くも悪くも知名度が低く、
悪い噂も良い噂もあまり広まっていません。
有名な大学であれば、
小さな不祥事などもニュースで
大きくとりあげられることが多いですが、
大阪経済大学は
そこまで話題になる
大学ではないのかもしれませんね。
ここからは、
大阪経済大学が
「恥ずかしい」と言われる理由
を詳しくご紹介します。
大阪経済大学が恥ずかしい理由①:第一志望で入学する人ばかりではない
大阪経済大学の学生は、
第一志望として入学する人ばかりではない
と言われています。
「関関同立」や「産近甲龍」のような
上位の大学を受けて
落ちてしまった人が入学するのが
大阪経済大学とされることは珍しくなく、
ぞくにいう
「滑り止め大学」
ですね。
第一志望に受からなかった、
という人はどの大学に行っても、
学歴コンプレックスを抱くものです。
特に大阪経済大学は
「志望校に落ちたら行く大学」
のような立場だと言われることもあり、
それを知ったうえで入学する学生であれば、
プライドも傷ついているかもしれませんね。
偏差値が低いので
「大学名を堂々と言えない」
と思う人も、
珍しくはないでしょう。
大阪経済大学が恥ずかしい理由②:知名度が低くFランに間違われる
大阪経済大学は
「関関同立」や「産近甲龍」に
含まれる大学というわけではなく、
知名度が低いため
Fランと間違われる
ことが珍しくありません。
人によってFランの定義は異なりますが、
下記にあてはまる大学が
Fランと呼ばれる傾向があります。
- 偏差値が35以下
- 誰でも合格できるボーダーフリー
- 定員を大幅に削っている
大阪経済大学の場合、
上記のいずれも当てはまりません。
倍率は
基本的にどの学部も、
一般選抜や共通テストどちらも
2倍を超えており、
人気があることもわかります。
総合大学ではないので
知名度が高くありませんが、
関西で経済を学びたい人にとっては
選択肢に入る大学でしょう。
とはいえ
偏差値が低いことには
変わりないので、
学歴を堂々と言いたいという
学歴ブランドを気にする人
にとっては、
あまり向いていないかもしれませんね。
大阪経済大学が恥ずかしい理由③:就職率がイマイチパッとしない
就職率は年々上がっており、
2022年には
経営学部経営学科と経営学部第2部をのぞく
すべての学部で、
就職率が90%以上になりました。
大学によっては
すべての学部で90%を超えている一方で、
ほとんどの学部が80%台という
大学もあることを考えると、
まさに
「パッとしない」
という結果かもしれません。
とはいえ、
就職率は決して
低いとは言えないでしょう。
就職先は
もっとも多い卸売業が20.5%、
次に製造業が18.4%、
その次が
その他サービス業で11.6%となっています。
このような業種への
就職を考えているのでれば、
就職にこまらない大学と
考えても良いかもしれませんね。
一方で、
大企業や有名企業に確実に入社したい、
と考えているのであれば、
学歴フィルターに引っかかり
難しい可能性が高いです。
大阪経済大学の基本情報
大阪経済大学への進学を
検討しているかたに向けて、
基本情報をまとめてお伝えします。
大学の所在地 | 大阪市東淀川区大隅2-2-8 |
偏差値 | 37.5〜42.5 |
入学料 | 190,000円 |
授業料 | 113,000円〜 |
学部 | ・経済学部 ・経営学部 ・情報社会学部 ・人間科学部 ・国際共創学部 |
大阪経済大学に向いている人・向いていない人
大阪経済大学はその名のとおり、
「経済」を学ぶことに特化
した大学です。
つまり、
経済に興味がある人であれば
良い学び舎になりうる場所である一方、
経済に興味がない人が
なんとなく合格して行く大学としては、
学びの視野が狭まります。
偏差値が高い大学ではないため、
滑り止めとして受けてここしか受からなかった、
という人もいるかもしれませんが、
まだやりたいことがわからないのであれば
不向きかも。
やりたいことが定まっていない人が
どうせ行くのであれば、
同レベルの総合大学も
検討してみてはいかがでしょうか。
▼大阪経済大学が向いている人
- 関西で経済が学びたいと思っている人
- 総合大学であることにこだわりがない人
- 学歴コンプレックスをそこまで感じない人
- やりたいことが決まっている人
- 他の大学に落ちてしまった人
▼大阪経済大学が向いていない人
- 経済学を中心に学ぶ気がない人
- やりたいことが決まっていない人
- 学歴コンプレックスになってしまう人
- 目的を持って経済を学べない人
- 経済以外のなにかに興味がある人
やりたいことが決まっている人や、
経済学に興味がある人であれば、
大阪経済大学に入学することによる
メリットは大きいでしょう。
一方で
やりたいことが決まっていないのであれば、
幅広い分野で勉強できる可能性がある
総合大学を選んだほうが、
興味のあることを見つけやすいかもしれません。
【まとめ】大阪経済大学は知名度が低くて恥ずかしい!
大阪経済大学は
就職率が高めであり、
倍率も高めな大学なので、
総合大学でないにも関わらず
人気があると言っても
過言ではないでしょう。
しかし、
人気があるからと言って
滑り止めで受かった人すべてにおすすめ、
と言える大学でもないかもしれません。
大学でしっかり経済学を学びたい、
と考えているのであれば、
他の大学の経済学部に落ちた人たちに
ぴったりな大学とも言えるでしょう。
その場合には、
知名度や偏差値を気にするよりも、
大学で自分が何を勉強し知識をつけるのか
を考えて、
前向きになるのが良いでしょう。
一方で、
経済学にこだわりがなく
「やりたいことがわからない」
という学生は、
総合大学で学びの視野を広げたほうが
良い可能性もあります。
同レベルの大学もあわせて
検討してみてはいかがでしょうか。