「東京工芸大学」は
Fランと呼ばれることのある大学で、
偏差値はたしかに
Fランと言われても否定はできない
35.0~52.5です。
偏差値が高い学科もあるため、
一部の学生は真面目で
しっかり勉強をしてきた可能性はありますが、
総合的に
「頭が良い」とは言われないでしょう。
東京工芸大学が
「恥ずかしい」
と言われる主な理由は偏差値ですが、
実は他にも
さまざまな理由があることがわかっています。
- Fランかどうかは考え方による
- 厚木キャンパスは家畜のにおいがする
- 消えると言われているのはただの噂
- やる気があるなら未来が開ける大学
- 学生が不潔であると口コミがある
そんな東京工芸大学ですが
学部は2つあり、
工学部は就職率が高く、
芸術学部は独立して働く人も多いのが特徴で、
それぞれ自分の
希望する業種で働ける可能性は高いです。
「行く価値のない大学」とは言えない、
良いところも持つ大学ですが、
まずは自分の価値観に合うか確認してから
受験を検討してみてはいかがでしょうか。
東京工芸大学が恥ずかしい理由とは?
東京工業大学は
個人プレーが好きな学生が多い傾向が
あるようですが、
工学部は
個人で課題を終わらせるのが難しいため、
徐々に交流をとり始める学生が
増えていくという口コミがあります。
偏差値は
全体的に高くはないですが、
丁寧に教えてくれる教授が多いため、
やる気のある学生であれば
しっかりと実力をつけて卒業できるでしょう。
そんな東京工芸大学が
一般的に
「恥ずかしい」と言われる理由は、
下記のとおりです。
- ほとんどFランレベル
- 家畜の匂いがする田舎
- 消えると言われている
いずれも
事実に基づいているので、
気になる人は
ほかの大学も検討するのが賢明ですね。
それぞれについて、
詳しくご紹介します。
東京工芸大学が恥ずかしい理由①:ほとんどFランレベル
一般的に
「Fラン」
と判定される大学の偏差値は、
35以下と言われています。
東京工芸大学の
偏差値は35.0~52.5なので、
一番偏差値が低い学科であれば
ぴったりFランに入ります。
すべての学科の偏差値が
低いわけではないため、
東京工芸大学の学生が一概に
Fランレベルとは言えません。
とはいえ、
総合的に見ても
優秀な大学とは言えないでしょう。
なお「Fラン大学」には
ほかにも定義があり、
実質倍率が2倍以下であることや、
すべての学科で合格率が65%以上など
すべての条件が揃う必要があると
言われることもあります。
東京工芸大学の場合、
倍率が2倍以下の学科も多いですが、
「すべて」などの条件を重視するのであれば、
Fランではないかもしれませんね。
東京工芸大学が恥ずかしい理由②:家畜の匂いがする田舎
東京工芸大学は
厚木と中野の2箇所にキャンパスがあり、
厚木は
牧場が近い田舎町なので家畜のにおいが
気になるかもしれません。
最寄りの本厚木駅からは
通学バスに乗る必要があり、
一般客もいるため通学時間は
かなり混み合うことが多いです。
バスで20分かかる距離で、
最近は回数券が発行されるように
なったようですが、
それでも時間と費用の負担は大きいかもしれません…。
なお、
本厚木駅は東京の新宿駅から特急に乗り、
最短で45分です。
キャンパスで
キラキラ大学生、
というイメージとは
ほど遠いかもしれませんね。
東京工芸大学が恥ずかしい理由③:消えると言われている
東京工芸大学を調べると、
「東京工芸大学 消える」
という予測検索の候補が出てきます。
結論としては、
「消える」と言われているのは単なる噂であり、
そのような発表は大学から出ていません。
しかし、
「消える」と心配している人が
一定数いるからこそ、
予測検索の候補になっているのは事実。
不安になる人がいる原因は、
東京工芸大学が学科を編成したり、
募集を停止したりする不安定さにあるようですね。
具体的には
「工学部」が
形を変えすぎていることがあげられます。
2018年に5学科になったものの
2023年には工学部5コースへ、
その後2024年には
1コース削られ4コースへと
再編成を繰り返しており、
かなり不安定であると言えるでしょう。
自分の学科が将来的に
募集をしなくなり、
「消える」ことは
確かにあるかもしれませんね。
しかし、
東京工芸大学は就職率もよく、
学校自体が消える可能性が
そこまで高いわけではないでしょう。
東京工芸大学の就職率は?Fランだから就職できない?
東京工芸大学の
就職率はかなり高く、
工学部は99.4%、
芸術学部は92.7%
と成績優秀です。
就職率は年々右肩上がりであり、
2024年3月の卒業生の場合には
工学部の
34%が建築・設備・住宅系、
24%が情報・通信系、
20%が製造系
の進路に進んでいます。
芸術学部の就職先は
かなり満遍なく割れており、
21%が広告・WEB・デザイン、
11%が映像・TV/CM・音楽、
11%が写真・スタジオ、
10%がアニメーション、
9%がIT/通信。
東京工芸大学では
専門知識が学べるため、
やりたいことがはっきりとしている人であれば、
理想の将来に一歩近づけるかもしれませんね。
ただ、
ほぼFラン大学である
という点で、
就職先を「選ぶ」のは
難しいことが予想できます…。
絶対に就職したい企業がある場合には、
偏差値が高い大学で
同じように勉強をしたほうが、
圧倒的に企業から選ばれる
可能性が高くなるはずです。
東京工芸大学の基本情報
東京工芸大学への
入学を検討している方に向けて、
基本情報をまとめます。
大学の所在地 | 東京都中野区本町2丁目9−5 |
偏差値 | 35.0~52.5 |
入学料 | 200,000円 |
授業料 | 530,000円 |
学部 | ・工学部 ・芸術学部 ・工学研究科 ・芸術研究科 |
東京工芸大学に向いている人・向いていない人
東京工芸大学は、
生徒次第で良い大学にも、
そうでない大学にもできるような場所です。
向いている人と向いていない人をまとめました。
▼東京工芸大学が向いている人
- 自分の理想の就職先への就職率が高い人
- 就職したい企業が決まっていない人
- 大学で勉強したいことが具体的な人
- 自分の意思で学習が続けられる人
- 企業ではなく業界だけ選べれば良い人
▼東京工芸大学が向いていない人
- 就職したい夢の企業がある人
- Fランというレッテルが嫌な人
- 就職先を選べる立場でいたい人
- 大学ブランドを気にする人
- やる気のない生徒に引っ張られやすい人
残念ながら
東京工芸大学の学生は、
誰もがやる気に満ちているわけではありません。
どの大学にも
やる気のない生徒はいるものですが、
東京工芸大学は
偏差値が低いこともあり、
大学内でしっかりとスキルを
つけておかなければ就職はどんどん不利になるかも…。
しっかりと単位をとり
学んでいける人であれば、
教育制度もしっかりしている
東京工芸大学は良い大学になりうるでしょう。
一方で
学習するつもりがないのであれば、
大学に行っただけで
就職が有利になるレベルの大学とは
言えないかもしれませんね。
【まとめ】東京工芸大学はFランと言われて恥ずかしい!
東京工芸大学は
「Fラン」と言われることがありますが、
そうでないと言う人も多いです。
とはいえ、
そもそもFランかどうかを重視するのは、
同じレベルの学生だけ。
上位大学を狙っている人は、
下位大学がFランかどうかなど、
気に留めません。
どの大学がFランなのか、
Fランだと恥ずかしいのか、
と気にしているのは、
Fランレベルの学生であることを証明している
ようなものではないでしょうか…。
もし
Fラン大学に行きたくないのであれば、
受験に向けて
今できる努力をしてみるのが良いかもしれませんね。
ぜひもっと視野を広げて、
自分の納得できる大学を探してみてください。